コーヒーの世界で確固たる地位を築き、多くの愛好家から高品質であると評価されているグアテマラコーヒー。その一方で、インターネットで検索すると「まずい」「酸味が強すぎる」といったネガティブな感想を目にすることもあり、これから試してみたい方にとっては混乱の原因となっているかもしれません。
この記事では、そのような混乱を解消するための決定版ガイドとして、グアテマラコーヒーが時に誤解されてしまう理由を多角的に分析し、その上で、このコーヒーが本来持つ複雑で豊かな魅力の核心に迫ります。
本記事を読み終える頃には、なぜ「まずい」という評価が存在するのかを理解し、グアテマラコーヒーの真の価値を見極める知識が身についていることでしょう。一杯のコーヒーに隠された物語を、一緒に紐解いていきましょう。
グアテマラコーヒーが持つ誤解:なぜ「まずい」と感じることがあるのか
グアテマラコーヒーに対して「まずい」という印象を持つ方がいる背景には、いくつかの要因が考えられます。それは決してグアテマラ産のコーヒー豆そのものが劣っているという意味ではなく、品質のばらつきや焙煎、そして飲み手の期待とのギャップなど、様々な要素が複雑に絡み合った結果といえるでしょう。この章では、その誤解が生まれる可能性のある理由を一つひとつ丁寧に解説していきます。
品質による味の振れ幅:標高と豆のグレードが与える影響
まず考えられるのは、コーヒー豆そのものの品質の差です。グアテマラコーヒーと一括りにいっても、その品質は「ピンからキリまで」存在するのが実情です。コーヒーは工業製品ではなく農産物であるため、産地や農園、そして栽培された環境によって味わいが大きく異なります。
特にグアテマラでは、コーヒー豆の格付けに「栽培地の標高」が重要な基準として用いられています。標高が高い冷涼な地域ほど昼夜の寒暖差が大きくなり、コーヒーチェリーがゆっくりと時間をかけて成熟します。その結果、実が硬く引き締まり、糖分や複雑な風味成分が凝縮された高品質な豆が育つのです。
グアテマラにおける最高等級は「SHB(ストリクトリー・ハード・ビーン)」と呼ばれ、標高1,350m以上で栽培された豆にのみ与えられます。もし、初めて飲んだグアテマラコーヒーが標高の低い場所で栽培された低グレードの豆であった場合、その味わいはSHBのような複雑さや奥行きに欠け、単調で物足りない印象を与える可能性があります。このような一度の体験が、「グアテマラコーヒーは美味しくない」という永続的なイメージにつながってしまうことは、十分に考えられるシナリオです。
焙煎と鮮度の重要性:渋みや不快な酸味の隠れた原因
どれほど高品質な生豆(なままめ)を手に入れても、その後の焙煎や管理が不適切であれば、そのポテンシャルは完全に損なわれてしまいます。グアテマラの高品質な豆は密度が高く硬いため、焙煎には高度な技術が要求されることがあります。
焙煎が浅すぎたり、熱の加え方が不均一だったりすると、豆の中心部まで火が通らない「生焼け」の状態になることがあります。このような豆で淹れたコーヒーは、穀物のような青臭さや不快な渋みを伴う味わいになりがちです。また、逆に焙煎が深すぎれば、豆本来の繊細な風味や酸味が失われ、ただ苦いだけの単調な液体になってしまうでしょう。
さらに、焙煎後の「鮮度」も味わいを左右する決定的な要素です。コーヒー豆は焙煎された瞬間から酸化が始まり、時間が経つにつれて風味が劣化していきます。購入して間もないコーヒーであっても、保存状態が悪ければ「酸化した臭い」や「渋みを伴った苦味」が発生することがあります。つまり、もし美味しくないグアテマラコーヒーに出会ったとしても、その原因は豆の産地にあるのではなく、それを加工・販売したロースターや店舗の技術、管理体制にある可能性も考慮する必要があるのです。
グアテマラコーヒー特有の「酸味」の質と誤解
グアテマラコーヒーの最も顕著な特徴の一つが、その「酸味」です。高品質なグアテマラコーヒーが持つ酸味は、リンゴやオレンジ、ベリーなどを思わせる、明るく爽やかでフルーティーな質感をしています。この凝縮された酸味こそ、高地栽培で育まれた良質な豆の証であり、多くのコーヒー専門家が称賛する魅力の源泉です。
しかし、普段から深煎りの苦味やコクが主体となったコーヒーを飲み慣れている方にとっては、この質の高い酸味が「酸っぱい」というネガティブな感覚として捉えられてしまうことがあります。これは「良質な酸味(Acidity)」と「単なる酸っぱさ(Sourness)」の混同から生じる誤解といえるでしょう。
一方で、低品質な豆や不適切な焙煎によって生じる酸味は、平板で刺激的な、いわば「嘘っぽい」酸味として感じられることもあります。この二つの異なる「酸味」の存在が、グアテマラコーヒーの評価をさらに複雑にしているのかもしれません。そのコーヒーが持つ酸味が、果実のような心地よいものなのか、それとも舌を刺すような不快なものなのかを見極めることが、グアテマラコーヒーを正しく理解する鍵となります。
販売店によるアプローチの違い:カルディの浅煎りという選択
私たちがコーヒーを購入する際、最も身近な存在である販売店がどのようなアプローチでそのコーヒーを提供しているかは、私たちの産地に対するイメージ形成に絶大な影響を与えます。その好例が、人気コーヒーショップ「カルディコーヒーファーム」のグアテマラコーヒーです。
カルディで定番商品として販売されているグアテマラは、一般的な中煎り〜深煎りではなく、意図的に「浅煎り」に仕上げられています。この焙煎度は、豆の苦味を抑え、グアテマラが本来持つチェリーやマスカットのようなフルーティーな酸味と甘さを最大限に引き出すことを目的としています 12。これは、近年のスペシャルティコーヒーのトレンドとも合致するアプローチです。
しかしこの選択は、前述の通り、豊かな酸味に慣れていない消費者にとっては「酸味が強すぎる」と感じられる原因にもなり得ます。多くの人々にとって、カルディで出会う味が「グアテマラコーヒーの基準」となり、その酸味の際立ったプロファイルが産地全体のイメージとして定着してしまう可能性があります。カルディは深煎りの「グアテマラフレンチ」という商品も展開しており、同じ産地でも焙煎度によって全く異なる表情を見せることを知っておくことが重要です。
現地の伝統的な飲み方と日本での味わいのギャップ
コーヒー豆が生産される国と、それが消費される国とでは、コーヒーの楽しみ方が大きく異なる場合があります。この文化的なギャップも、味わいの評価に影響を与える一因かもしれません。
グアテマラの家庭で伝統的に飲まれているコーヒーのスタイルの一つに、「煮だしコーヒー」があります。これは、大きな鍋にコーヒー粉を直接入れて煮出し、フィルターで濾さずに上澄みを飲むというものです。さらに、そこへ大量の砂糖を加えて甘くして飲むのが一般的とされています。
この方法で淹れられたコーヒーは、私たちが日本で楽しむペーパードリップのような繊細な風味を抽出するものではなく、どちらかといえば「煮た豆の汁」に近い、濃厚で力強い味わいになります。この飲み方は、その文化の中では決して「まずい」ものではなく、日々の生活に根付いたスタイルです。私たちがスペシャルティコーヒーとして楽しむ豆も、元々はこのような現地の異なる味覚や文化の中で栽培されているという事実は、コーヒーという飲み物の奥深さを示唆しています。
発酵豆などの欠点豆の混入がもたらす可能性
最後に、非常に実践的な問題として「欠点豆」の存在が挙げられます。コーヒー豆は農産物であるため、中には発育不良や虫食い、あるいは精製過程で問題のあった豆が混入することがあります。
特に注意したいのが「発酵豆」と呼ばれるものです。これは精製や乾燥の過程で過度に発酵してしまった豆で、通常の豆よりも色が薄く黄色っぽい見た目をしています。このような豆が数粒混ざるだけで、カップ全体の味わいに不快な酸味や渋みをもたらし、全体の印象を大きく損なう原因となります。
市販のコーヒー豆の袋、例えばカルディの商品レビューなどでも、全体の数パーセントほど発酵豆が含まれている可能性が指摘されています。もしグアテマラコーヒーを淹れてみて違和感を覚えたら、豆を挽く前に一度、色や形が明らかに異なる豆がないか確認し、取り除いてみるのも一つの有効な対策かもしれません。この一手間が、カップの品質を大きく向上させる可能性があります。
グアテマラコーヒーの真価:その複雑で豊かな魅力に迫る
ここまでグアテマラコーヒーが誤解される可能性について探ってきましたが、ここからはそのコインの裏側、つまりグアテマラコーヒーが世界中のコーヒー愛好家から高く評価される理由、その真の魅力について深く掘り下げていきます。豊かな自然環境と生産者の情熱が生み出す、複雑で奥行きのある味わいの世界へご案内します。
理想的な風味プロファイル:甘み・コク・香りの絶妙なバランス
優れたグアテマラコーヒーを表現する上で最も重要なキーワードは「バランス」です。それは、特定の風味が突出するのではなく、甘み、コク、酸味、香りが絶妙な調和を保っている点にあります。
その風味は、しばしばチョコレートやナッツ、キャラメルを思わせるリッチな甘みとコクを土台としています。このしっかりとしたボディ感は、深煎りにしても失われにくいため、ブレンドコーヒーのベースとしても非常に重宝されます。
そして、その豊かなコクの上で踊るのが、花のように柔らかく華やかな香り(フローラルなアロマ)と、果実を思わせる明るい酸味です。この酸味と甘み、そして香りが一体となることで、力強くも優しく、長い余韻を楽しめる、非常に満足度の高い一杯が完成します。この完成されたバランスこそが、多くの人々を虜にするグアテマラコーヒーの神髄といえるでしょう。
8大産地が生む多様性:アンティグアからウエウエテナンゴまで
グアテマラという国は、コーヒー生産において一枚岩ではありません。国土の約70%を山岳地帯が占め、火山がもたらす豊かな土壌と多様な微気候(マイクロクライメット)に恵まれています。この地理的多様性を背景に、グアテマラ全国コーヒー協会(ANACAFE)は、国内に8つの際立った個性を持つコーヒー生産地域を定めています。
これらの地域は、ワインにおけるフランスのボルドーやブルゴーニュのように、それぞれが独自の「テロワール」を持ち、異なる風味のコーヒーを生み出します。「グアテマラコーヒーの味は?」という問いは、「フランスワインの味は?」と問うのと同じくらい、一言では答えられないほど奥深いのです。
以下に、代表的な8大産地の特徴をまとめました。この表を見れば、あなたが求める味わいがどの地域で見つかるかのヒントになるはずです。
| 産地名 | 主な環境特徴 | 風味の傾向 |
| アンティグア | 3つの火山に囲まれた盆地。火山灰土壌、昼夜の寒暖差が大きい。 | 濃厚なコクとふくよかな甘み。エレガントでバランスが良く、ココアのような風味が特徴。 |
| ウエウエテナンゴ | 最も標高が高く乾燥した非火山地帯。メキシコからの温風が霜を防ぐ。 | ワインのような芳醇なフレーバー。明るく際立った酸味とフルボディが特徴。 |
| アティトラン | 火山性土壌の中で最も有機物が豊富。アティトラン湖畔の斜面で栽培。 | 明るいシトラス系の酸味。ナッツやチョコレートのようなコクのある甘みも併せ持つ。 |
| コバン | 涼しく、年間を通して雨や霧が多い。石灰岩と粘土質の土壌。 | フルーツのようなフレーバーとマイルドな酸味。ミディアムボディのワインを思わせる優しいコク。 |
| フライハーネス | 活火山(パカヤ火山)周辺。軽石を含む火山性土壌で、雨量が多い。 | クリアでキレの良い酸味。チョコレートのようなコクとフローラルな香りが感じられることも。 |
| アカテナンゴ | フエゴ火山の麓。火山灰がもたらすミネラル豊富な土壌。シェードツリー栽培が盛ん。 | オレンジなど柑橘系のフルーティーな甘さと酸味。クリーンな後味の余韻が楽しめる。 |
| ニューオリエンテ | かつての火山地帯。変成岩が砕けたミネラルバランスの良い土壌。 | チョコレートのようなフレーバーと重厚なボディ。バランスの取れた味わい。 |
| サンマルコス | 8地域で最も温暖かつ多雨。開花時期が最も早い。 | コクのある甘さとメリハリのある酸味。フローラルなアロマが特徴的。 |
最高等級「SHB」の意味:高地栽培が育む凝縮された味わい
グアテマラコーヒーの品質を語る上で欠かせないのが、最高等級である「SHB(Strictly Hard Bean)」の存在です。これは、標高1,350メートル以上の非常に厳しい環境で栽培されたコーヒー豆にのみ与えられる称号です。
なぜ標高が高いと品質が向上するのでしょうか。その理由は、植物が生きる上での「ストレス」にあります。高地は日中の強い日差しと夜間の急激な冷え込みという、大きな寒暖差に晒されます。この厳しい環境は、コーヒーの木にとっては過酷なものです。しかし、このストレスに適応するため、コーヒーチェリーは自身の成長速度を遅らせ、ゆっくりと時間をかけて成熟します。
この遅い成熟プロセスこそが、品質向上の鍵です。時間をかけて育つことで、果実の糖分やアミノ酸、複雑な香り成分が種子(コーヒー豆)の内部にじっくりと蓄積されていきます。その結果、豆は密度が高く、硬く引き締まり、味わいが凝縮された状態になります。この「硬く、味が詰まった豆」こそがSHBであり、その凝縮された風味は、丁寧な焙煎を経ても損なわれることなく、豊かな甘みと複雑な酸味としてカップの中で花開くのです。
人気店での楽しみ方:スターバックスが提供するアンティグアの魅力
グアテマラコーヒーの魅力を手軽に体験できる場所として、世界的なコーヒーストアである「スターバックス」が挙げられます。スターバックスでは、グアテマラの数ある産地の中でも、最も歴史と知名度のある「アンティグア」地方のシングルオリジンコーヒーを定番商品として提供しています。
スターバックスの「グアテマラ アンティグア」は、多くの人が楽しめるようバランスを重視したミディアムローストで焙煎されています(ただし、スターバックスのミディアムは一般的な中深煎りに近いという意見もあります。その味わいは、ココアや柔らかなスパイスを思わせる上品な風味が特徴で、ラテンアメリカ産コーヒーらしいナッツのような香ばしさも感じられます。
際立った酸味よりも、なめらかな口当たりとコク、そしてチョコレートやキャラメル、リンゴなどと相性の良い洗練された味わいが前面に出ているため、グアテマラコーヒーの入門編としても最適です。
ここで、主要なコーヒー販売店であるカルディとスターバックスのグアテマラコーヒーを比較してみましょう。どちらを選ぶかで、グアテマラコーヒーに対する第一印象は大きく変わるかもしれません。
| 販売店 | 商品名 | 焙煎度 | 主な風味 | 価格帯/200g | おすすめの飲み手 |
| カルディ | グアテマラ | 浅煎り | マスカットやチェリーのような、明るくフルーティーな酸味。 | 約1,490円 | 酸味のある爽やかなコーヒーが好きな方。スペシャルティコーヒーのトレンドを試したい方。 |
| スターバックス | グアテマラ アンティグア | ミディアムロースト | ココアやナッツ、ソフトスパイスのような、バランスの取れた上品な味わい。 | 約1,540円 | バランスが良く飲みやすいコーヒーが好きな方。グアテマラコーヒーの王道の味わいを体験したい方。 |
ブラジルコーヒーとの比較で見えるグアテマラの個性
あるコーヒーの個性を理解するためには、他の産地と比較するのが有効な方法です。ここでは、世界最大のコーヒー生産国であり、味わいの基準ともされる「ブラジルコーヒー」と比べることで、グアテマラのユニークな立ち位置を明らかにします。
両者の味わいの違いを端的に表現するなら、ブラジルが「まろやかで穏やかなコク」、グアテマラが「香ばしい甘さと深い余韻」と表現されることがあります。ブラジルコーヒーは、ナッツやチョコレートのような風味を持ちつつも、酸味は控えめで、全体的にマイルドで飲みやすいバランスが特徴です。
一方、グアテマラは同様にチョコレート系の甘さを持ちながらも、より華やかな香りや果実的な酸味が感じられ、しっかりとしたコクと長い後味が印象的です。
この決定的な違いを生み出す最大の要因の一つが、「精製方法」です。精製とは、収穫したコーヒーチェリーから生豆を取り出す工程のことです。グアテマラでは、そのほとんどが「ウォッシュト(水洗式)」という方法で行われます。この方法は、果肉を早期に洗い流すため、豆本来のクリーンな風味と明るい酸味が際立ちます。
対照的に、ブラジルでは水資源が限られていることもあり、果実をつけたまま天日で乾燥させる「ナチュラル(非水洗式)」や、果肉を一部残して乾燥させる「パルプドナチュラル」が主流です。これらの方法は、果肉の甘みが豆に移ることで、独特のフルーティーな甘みと重厚なボディを生み出す一方で、酸味は穏やかになる傾向があります。この精製方法の違いこそが、両国のコーヒーが持つ国民性ともいえる風味の個性を形作っているのです。
グアテマラコーヒーの魅力についての総括
今回はグアテマラのコーヒーについてお伝えしました。以下に、本記事の内容を要約します。
・グアテマラコーヒーが「まずい」と感じられる一因は、低品質な豆との出会いにある
・焙煎の失敗や鮮度の劣化も、不快な味わいの原因となりうる
・高品質なグアテマラの「酸味」はフルーティーだが、酸っぱさと誤解されることがある
・カルディは浅煎りで酸味を、スターバックスは中煎りでバランスを重視する傾向がある
・現地の伝統的な飲み方は、日本で楽しまれるスペシャルティコーヒーとは異なる
・発酵豆などの欠点豆が少量混入するだけで、カップの品質は大きく低下する
・優れたグアテマラコーヒーは、甘み・コク・酸味・香りのバランスが最大の特徴である
・グアテマラには8つの主要生産地域があり、それぞれが異なるテロワールを持つ
・アンティグアはバランス型、ウエウエテナンゴは華やかな酸味が特徴とされる
・最高等級「SHB」は、標高1,350m以上で栽培された、味が凝縮された豆の証である
・高地の厳しい環境が、コーヒー豆の品質を高める要因となっている
・ブラジルコーヒーとの比較で、グアテマラの個性がより明確になる
・グアテマラはクリーンな酸味のウォッシュト精製が主流である
・ブラジルは甘みとボディ感のナチュラル精製が主流である
・グアテマラコーヒーの真価を知るには、産地や等級、焙煎度に注目することが重要
この記事を通じて、グアテマラコーヒーが持つ多面的な世界の一端に触れていただけたのではないでしょうか。もし過去にあまり良い印象を持てなかったとしても、それはこのコーヒーが持つ数多の表情の一つに過ぎなかったのかもしれません。ぜひ、産地や焙煎度の情報に注目しながら、あなたの好みに合った最高の一杯を探す旅に出てみてください。

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